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【知ってる?中国vol.6】ひとりっ子政策って?

ひとりっ子政策って今もあるの?

そんな風に思っている方も少なくないのではないでしょうか?
日本でも学生時代に世界史で勉強する「中国の一人っ子政策」についてご紹介します。

そもそも「一人っ子政策」は、1979年にスタートしたものです。
ですから、今の30代後半以上の世代には兄弟姉妹がいる人も多いんですよ。
食糧不足を防ぐため、夫婦間には子ども1人だけという法令をつくり、人口の抑制をした政策です。

「一人っ子政策」の下、もし2人目の子どもを産むと
・罰金(金額は地方によって異なりますが、いずれも数百万とかの高額)
・学校などの教育費が高くなる

などの罰則があります。

承知の上で2人目、3人目を産む選択をする人もいますが
いずれも家計の負担が大きいため、「子どもはひとり」が一般的です。
*双子は例外でOK、そのほかにもいくつかの例外があることも補足しておきます。

30年以上続くこの「一人っ子政策」ですが、実は今これを見直す動きがでてきています。
背景には平均寿命の伸びによる急速な高齢化と、労働力人口の不足問題があります。
今の中国は、30代以下はほとんどが一人っ子ですので、近い将来には労働力が不足し
十分な福祉を満たす税収が見込めなくなるということが計算上見えてきているのです。
これって。。。日本同じですよね。
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中国の人口の推移(1950~2050年)
*出典元:Demographic Yearbook system, Demographic Yearbook 2011

データでみると、人口に占める65歳以上の割合は2012年末時点で9.4%。
2035年に19.5%まで上昇(現在の日本くらい)すると言われています。

12億人という母数の中国での高齢化問題と一人っ子政策。
今後の動きが気になります。


サトウレイコ